妊娠すると様々な体調の変化で、喉が渇いたり、つわりで気持ちが悪くなったりします。
睡眠不足や浮腫み、便秘、神経過敏など、その症状はひとそれぞれですが、そんな状態が約10ヶ月も継続します。
そんな中、トイレの回数は増えますが、水分補給はとても大切になってきます。
私も妊娠中は必ず、ペットボトルかマイボトルをバックに入れて出かけていました。
とにかく喉がカラカラで、常に乾いていました。
そんな妊婦さんが飲むお茶として、はと麦茶は良いのでしょうか?
そんな疑問を解決していきたいと思います。
はと麦茶のカフェイン含有量は?
はと麦茶はノンカフェインで、カフェインの含有量はゼロです。
老若男女問わず気軽に飲むことが出来ます。
麦茶と同じく、香ばしくすっきりとした味で、食事の邪魔にならないお茶です。
また、タンパク質をはじめ、ビタミンB1・B2、鉄分、食物繊維、カルシウムやアミノ酸など多くの成分が含まれています。
カフェインレスなので、夜、お風呂上りや寝る前に飲むことも出来ます。
しかし、ノンカフェインだからと、ガブガブ飲んでしまうと、体を冷やしてしまったり、利尿作用により、トイレの回数が増えて寝不足に、ということにもなりますので、適度な量を飲みましょう。
はと麦茶が妊婦さんに良い理由
はと麦茶には先ほど述べたように、たくさんの栄養成分が含まれています。
利尿作用もあり、浮腫み防止にもなります。
浮腫み知らずだった私も、妊娠して、こんなに浮腫むのかというくらい足の浮腫みに悩みました。
食物繊維も含まれることから、便秘防止になります。
大きいお腹を抱えてのトイレは本当に億劫ですし、ましてや便秘となると、長時間トイレにいる事もストレスになります。
体の中の流れが良くなると、食欲不振や消化不良にならず、胃腸が正しく働いてくれます。
妊娠中は味覚が変わってしまったり、食べたい物が食べられなくなってしまったりするので、胃腸の状態を良くしてくれるのは有難いです。
また免疫力をアップする効果も期待できるので、風邪などの感染症予防にも一役買ってくれるということになります。
妊娠中は何よりも健康体であることが最優先です。
出先でゴホゴホとかいう咳払いを聞くだけで、ん?風邪?と、過敏になってしまったりしますよね。
はと麦茶は、妊婦さんには子宮収縮の作用があり、お勧めできないという話も多くありますが、身近な市販品ペットボトルのお茶飲料にも、はと麦茶は使われています。
しかし何にでもいえることですが、効能や効果が期待できるからと言って、多量に、過剰に摂取することはカラダによくありません。
それは妊婦さんに限らず、すべての方に言えることです。
もし、妊婦さんで、はと麦茶を飲んでいたからと言って、すぐにどうにかなるかというわけではなく、過剰摂取しないように注意することが大切だと思います。
また、妊婦さんに限らず、それぞれの体質や体調によって、その時その時で、体の中に取り入れるものには注意していきたいですよね。
妊娠という特殊な時期を過ごすときには、精神的にも過敏になりがちですし、なによりお腹の赤ちゃんに影響が無いかどうかが気になりますよね。
気になって調べたりするのは大切なことですが、正しい情報に耳を傾けて、判断する事が何より大切です。
必要な時はあまり悩みすぎずに、かかりつけの医師や薬剤師に聞いてみるのも良いと思います。
自分のカラダに合ったものを選ぶ習慣を!
巷にはたくさんの商品が並び、私たちはたくさんの物を食べたり、飲んだりできます。
購入する際には、広告などに惑わされがちですが、自分自身が必要か否かを見極める事が、物が溢れる時代には必要だと思います。
人のカラダは食べた物で作られているとも言います。
良い物を体に取り入れて、身も心も健康に過ごしたいですよね。